長野放送
夏の風物詩が帰ってきました。コロナ禍で行動制限のない夏休みは3年ぶり。各地で盆踊りが復活し、地元住民や帰省した人などが楽しんでいました。
こちらは14日から始まった長野県阿南町の「新野の盆踊り」です。
室町時代から500年以上続くとされる国の重要無形民俗文化財も3年ぶりの開催です。
地元の人:
「なつかしい!89歳だがそれでも(この日を)待ってるよ」
地区の中心部を歩行者天国にし、住民や帰省者などおよそ120人が参加しました。
「盆踊りの原型」ともいわれ、太鼓や三味線などは使わず、「音頭取り」と呼ばれる進行役の歌に合わせて踊ります。
地元の人:
「みんな待っていた、という感じでやっていてとても楽しいですね。同級生にも久しぶりに会えて、いろいろ話ができてうれしいと思っています」
新野高原盆踊りの会・山下昭文会長:
「たくさんの人が踊りに来てくれて、やっぱり、盆踊りの開催を待っていてくれたのかなと」
本来ならば3日間、夜通し踊り続けますが、感染対策のため15日までは午後9時から12時までに時間を短縮。最終日の16日は朝6時まで踊り明かします。
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