JR小海線で巡る「日本一スポット」の旅
夏の高原を走る列車の旅です。長野と山梨を結ぶJR小海線には、標高の高い駅などの「日本一」のスポットがありますが、新たに星空“日本一”のホテルも加わりました。
【動画】人気の観光列車も JR小海線で夏の高原を巡る
小海線
NBS・吉岡麗アナウンサー:
「小諸駅を出発する小海線。沿線には多くの日本一スポットがあるということで、実際に乗って巡ってみます。行ってきます!」
晴れた日の浅間山
小諸駅と小淵沢駅を結ぶ全長およそ80キロのJR小海線。佐久平の市街地を過ぎると田園風景が広がります。
吉岡麗アナウンサー:
「奥に見えるのが浅間山です。きょうはちょっと雲がかかっていて、きれいに見えなくて残念」
晴れた日には、くっきりと浅間山が望めます。
海瀬駅(長野県佐久穂町)
小諸を出ておよそ40分、到着したのは佐久穂町の海瀬駅。
(アナウンサー)
「ここに『日本一海から遠い駅』と書かれています。海なし県・信州ならではのスポットですよね」
海瀬駅は海から112.7キロ
海瀬駅は2021年の調査で、新潟県糸魚川市の海岸線からおよそ112.7キロ離れていて「日本一海から遠い駅」であることが判明。JRも沿線の新スポットとしてPRしています。ちなみに、直線で約6キロの山中には、日本一海岸線から遠い地点もあります。
再び乗車して野辺山高原へ。しばらくすると車窓の眺めが変わってきました。
野辺山高原一帯は高原野菜の産地
吉岡麗アナウンサー:
「目の前に野菜畑がたくさん広がり始めました。高原にやってきたという気分になりますね」
野辺山高原一帯は高原野菜の産地。レタスや夏白菜の出荷量は全国1位です。日本一の高原野菜の畑を眺めつつ、海瀬駅から列車に揺られることおよそ1時間。
吉岡麗アナウンサー:
「野辺山駅に到着しました。空気がちょっと冷たくて、涼しいですよ」
南牧村の野辺山駅は、標高1345メートルにあり、日本一標高の高い駅です。
野辺山駅(長野県南牧村)
停車中に写真撮影する人も―。
野辺山駅で降りた乗客:
「超、涼しい」
「緑の景色がすごくきれいでよかった」
ジャージー牛乳 ソフトクリーム
酪農も盛んな野辺山高原。駅近くの直売所では、ジャージーミルクのソフトクリームが味わえます。
(アナウンサー)
「ソフトクリームいただきます。牛乳の甘みをしっかりと感じられますね。高原のさわやかな風の中で食べるソフトクリームは、おいしさも格別ですね」
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