みはらしファームの農場で栽培されたブルーベリーを加工したピクルス
長野県伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームは、同園の農場で栽培されたブルーベリーで作ったピクルスを商品化した。8月1日から園内の農産物直売所とれたて市場で販売する。生の実をまろやかな風味の液に浸し、地物の魅力を詰め込んだ一品。限定50本。
同園の果物の新しい味わい方をPRする試み。みはらしファーム運営会議の商品開発部会が企画した。今後は「フルーツピクルス」としてシリーズ化も検討している。
ブルーベリーはストレス軽減などに効果が期待される抗酸化物質を多く含む。酢と組み合わせることで健康面からも期待が高まる。ピクルス液はリンゴ酢や蜂蜜を研究を重ねた割合で配合し、さらには実のうま味が溶け出していて、ジュースとしても味わえる。
ピクルスは同園の農家から果実を仕入れ、園内の加工所で製造、そして直売所で販売という工程。みはらしファームの関係者が経済的に支え合う仕組みにもなっている。
開発メンバーで同市地域おこし協力隊の和泉翼さん(33)は「ブルーベリーもピクルス液もおいしいので、味わってみてほしい。ブドウやリンゴのピクルスにも挑戦してみたい」としている。
内容量は200グラム(ピクルス液含む)。価格は1000円(税込み)。問い合わせは同園事務所(電話0265・74・1807)へ。
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