長野県が注意呼びかけ
長野県は30日、全国で新型コロナウイルスの新規感染者が増加傾向にあり、県内でも急増していることを受け、「第5波」の拡大を防ぐため、人流の増加が見込まれる夏休み期間中の過ごし方について注意を呼びかけました。
30日、県内で新たに35人の感染が確認されました。一日の発表で30人を超えるのは5月27日以来、約2カ月ぶりです
阿部知事は会見で、感染者の急増や感染力が強い変異ウイルス「デルタ」への置き換わりが県内でも進んでいるなどとして、「これまでで最大の危機を迎えつつある」と強い危機感を示しました。
県によりますと、最近、感染経路が県外と推定されるケース、また、県内に帰省した人やその家族が陽性となるケースが目立っているとしています。
首都圏を中心に全国で感染拡大が進む中、懸念されるのは、人流の増加が見込まれる夏休み・お盆の期間です。県は8月22日までを「感染対策強化期間」としています。
県は、変異ウイルス・デルタを持ち込まないために、「県内への帰省、県外への訪問はできるだけ控えてほしい」と呼びかけました。
また、普段会わない人との会食を控え、人との接触をできるだけ少なくするよう求めています。
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