資料 飯田警察署
南アルプス聖岳に7月9日から単独で入山し行方不明になっていた60歳の男性が16日夜、自力で下山しました。山野草を食べたり、湧き水を飲んだりしてしのぎ、大きなけがはないということです。
南アルプス聖岳で行方がわからなくなっていたのは、長野県飯田市の公務員・60歳男性です。警察によりますと、男性は9日から1泊2日の予定で南アルプス聖岳に単独で入山しましたが、下山予定日になっても下りてこず、連絡が取れないため11日午後、家族から救助要請がありました。
その後、警察や地元の山岳遭難防止対策協会の救助隊などが捜索にあたっていましたが、発見できませんでした。
警察によりますと、男性は16日午後10時ころ、自力で下山、男性から連絡を受けた職場関係者から救助要請があり、飯田市内の病院に搬送されました。大きなけがはありませんが、衰弱している模様だということです。
男性は携行していた食料と山野草を食べたり、湧き水を飲んだりしてしのいだということです。
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