南牧南小の野菜直売所(長野県南牧村)
長野県南牧村の小学校では毎年、児童が育てた野菜を学校近くの無人直売所で販売しています。今年も13日、オープンを迎え、児童は「いっぱい買って欲しい」と話していました。
白菜やレタス、ニンニクなど新鮮な野菜が並びます。南牧村の国道沿いの無人販売所が13日、オープンしました。運営しているのは、近くの南牧南小学校の児童です。
児童:
「たくさんの人に来てもらっていっぱい野菜を買ってもらいたい」
「高原野菜を食べてもらいたい。ここの名物みたいなものですから」
地元の新鮮な野菜を多くの人に届けたいと学校が始めた無人販売所は、今年で40年を迎えます。販売する野菜は農家などから譲ってもらったものもありますが、一部は学校の畑で育てています。値段も子どもたちが相場を考えながら決めています。
レタス、白菜は100円、花豆は150円から200円などと相場よりも安く設定しました。
通常は無人ですが、初日の13日は児童たちが売り込み、早速の地元の人などが買い求めていました。
買い求めた人:
「お安く、子どもたちが一生懸命作ったものを購入できて大変うれしく思う。大事にいただきたい」
「毎年子どもたちがやっているの。私も楽しみにしてるし、子どもたちの愛情、気持ちがこもっている」
南牧南小・新津由紀教諭:
「お客さまですとか、野菜を提供してくださる地域の方ですとか、人とのつながりの良さ、大切さも学んでいってほしい」
直売所は10月まで毎日開かれ、売り上げは学校の備品購入などに使うということです。
長野放送[/MARKOVE]