長野放送
長野県松本市の中高一貫校を卒業後、東京大学の応援部で史上初の女性の主将になった大学生が松本市役所を訪れ、市にエールを送りました。
東大応援部 主将・杉田南実さん:
「フレー!フレー!マーツモトー!」
応援の演武を披露するのは、東京大学応援部の主将を務める杉田南実さん(教養学部4年)。
75年の歴史を持つ応援部史上初の女性主将です。6日、松本市の臥雲市長を表敬訪問しました。
諏訪市出身の杉田さん。松本市の中高一貫校を卒業後、東京大学に入学。応援部の「チアリーダーズ」として活躍していましたが、意を決して去年12月、主将に就任しました。
今は学ランを着て総勢およそ100人の応援部全体を指揮しています。
東大出身の臥雲市長は、「東京六大学野球の応援など頑張ってほしい」とエールを送りました。
東大応援部 主将・杉田南実さん:
「性別とかジェンダーに関係なく、いろいろなことができる世の中になっていったらなという思いで(学ラン)を着ています。応援部を引っ張っていく、そして後世に伝えていくということは、今までもこれからも心掛けていきたい」
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