御代田町・小園拓志町長（3月20日）
心身の不調を理由に入院していた御代田町の小園拓志町長が20日、1ヵ月ぶりに復帰し職員らに不在だったことを陳謝しました。一方、一連の経緯については答えず改めて会見で説明するとしています。
御代田町の小園拓志町長。20日午後、約1ヵ月ぶりに役場に姿を見せました。
御代田町・小園拓志町長：
「（体調は）仕事ができるくらいには」
「（Q.町民への説明はどういう形で）これから考えます」
各部署を回り職員に1ヵ月間の不在を陳謝しました。
小園町長は2月19日に再選を果たしましたが、祝勝会で突然土下座し「町長の資格は全くない」などと発言。会は打ち切られ、そのまま入院しました。
町には病院から「心身の不調で約1ヵ月の療養が必要」との診断書が届きました。
その後、副町長が職務代理者を務め、3月議会も町長不在のまま開会していました。
原因とみられるのが対立候補が配った「町長のパワハラで職員が退職した」などと指摘するビラやネット上の批判です。町長の後援会は「心労が重なったのでは」と話していました。
入院から1ヵ月。ようやく復帰した小園町長。
祝勝会での発言の真意や一連の経緯について報道陣から質問されると…。
御代田町・小園拓志町長：
「4月以降、皆さんにお応えする機会を設けたい。きょうは失礼します」
一方、2期目のスタートとなることから開かれた就任式ではビラで指摘された職員との関係についての言及もありました。
御代田町・小園拓志町長：
「1ヵ月席を空けてご迷惑おかけしました。まずはお詫びしたいと思います、申し訳ありませんでした。私も職員のみなさんとの接し方はこの4年間思うところもあったし、苦労する点もあったし、どうしたらいいのかと思う場面もありましたけども、これからは皆さんと一緒に考え、話をして、皆さんと話をしていくなかで町政を4年間進めていく」
小園町長は3月22日、3月議会の最終日に議員と町民に向けて謝罪や報告などを行う予定です。
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