八島ケ原湿原フォトツアーへの参加を呼び掛ける講師の花岡さん
長野県下諏訪町観光振興局は今夏、同町郊外の国天然記念物「八島ケ原湿原」を巡りながらプロカメラマンから一眼レフカメラの撮影技術を学ぶ1泊2日のフォトツアーを新たに開催する。湿原を歩いて自然を感じながら生き物や植物を撮影し、星空や朝日の撮影などに挑戦。初心者向けで、自分だけの視点を写真に残す技術を身につけることを目指す。参加者を募っている。
講師は同町東赤砂のプロカメラマン、花岡凌さん(29)が務める。2019年にUターンし、写真家としての活動を開始。同振興局では地域で頑張る若手を講師にしたツアー企画にも力を入れており、花岡さんとの連携が今回初めて実現した。
開催日は23~24日、8月20~21日の2コース(同内容)。1日目は八島ケ原湿原の木道を1周(90分3キロ程度)して撮影を行う。ヒュッテみさやま泊。夜は星空の撮影に出掛ける。2日目は朝日の撮影に挑戦。朝食後、再度、湿原の撮影を行う。
花岡さんは「八島湿原には晴れ、霧、雨、季節ごとにいろんな表情がある。もっと魅力を知ってほしい」と語る。「被写体に合わせた設定や構図を伝授したい」と話している。
料金は2万9000円(下諏訪宿泊割の適用もある)。定員各回6人。対象は中学生以上、70歳未満。自身のカメラを持参する。ツアーの申し込みは同町の観光ホームページ「おいでなして しもすわ」から予約できる。問い合わせは同振興局(電話0266・27・1800)へ。
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