長野放送
長野県警は16日、自動車警ら隊や航空隊なども参加し、「電話でお金詐欺」（特殊詐欺）の被疑者確保の訓練を行いました。
訓練：
「車両で接近して職務質問を実施すること」
物々しい雰囲気。県警が実施した「電話でお金詐欺」被疑者確保の訓練です。自動車警ら隊と航空隊が初めて合同で行い、長野県上田市から長野市まで車で逃走した被疑者をヘリの情報をもとにパトカーで追い詰めて検挙する想定です。
訓練：
「詐欺事件発生して、逃げた人があなたそっくり」
県警によりますと、今年6月15日時点の「電話でお金詐欺」の被害は90件、被害総額はおよそ2億4000万円。昨年の同じ時期と比較すると被害件数・被害額共に増加しています。
県警自動車警ら隊・宮本忠義副隊長：
「上空の情報と地上の情報を共有することで、より早く被疑者に近づくという」
県警はこうした訓練を重ねるとともに県民には改めて「知らない番号には出ない」などの対策を呼び掛けています。
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