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諏訪湖「釜穴」メタン原因 信州大など研究グループ発表 長野県(長野日報) – 長野県地域ニュース

諏訪湖「釜穴」メタン原因 信州大など研究グループ発表 長野県(長野日報)

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[MARKOVE] 海洋研究開発機構(本部・神奈川県)と信州大学、東京大学でつくる研究グループは15日、厳冬期でも凍らない諏訪湖の「釜穴」から湧出する天然ガスの主成分が、地下深くの炭素に由来するメタンであると発表した。ガスとして湖水に放出された地下の炭素を水生生物が利用していることも判明。グループは「湖内の炭素循環や食物連鎖の解明につながる」と期待する。研究は同日、米化学会の専門学術誌に掲載された。

 諏訪湖では至る所で天然ガスが湧き、近年まで燃料として使用されてきた。一方、釜穴から湧出するガスの主成分や起源、放出後の動態などは分かっていなかった。

 グループは長野県諏訪市豊田沖合の釜穴と、信大諏訪臨湖実験所(同市湖岸通り)前の桟橋付近で湖水や湧出ガス、気泡を採取。炭素の安定同位体と放射性同位体の存在比を解析した結果、釜穴から湧出するガスの主成分が、湖底の地下数百メートルに蓄積する炭素起源のメタンであることを突き止めた。

 湖底の表層でもメタンは生成されるが、湖面凍結を防ぐほどの量はない。一方、深い層にはガスが大量にたまっているとみられ、断層などを通じて湖面に流出し、凍結を防いでいると考えられる。

 論文著者の1人で信大理学部の朴虎東(パク・ホードン)教授によると、地下の炭素は約3万年前に湖底に堆積した植物遺体などが由来とみられる。ガスとして水中に放出された炭素をアオコが利用していることも判明。藻類を餌とする水生生物を介して、地下の炭素が生態系の食物連鎖に影響を与えていると考えられるという。

 メタンは二酸化炭素の20~30倍の温室効果を持つ。諏訪湖周辺への影響について朴教授は「今後研究を行っていく」としている。[/MARKOVE]

[紹介元] 長野日報 – Yahoo!ニュース 諏訪湖「釜穴」メタン原因 信州大など研究グループ発表 長野県(長野日報)

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