年明けから販売を予定している事業者向け「御柱祭」シール3種
長野県下諏訪町御柱祭実行委員会は、来年4月に迫った諏訪大社御柱祭の機運を盛り上げようと、諏訪地方の事業者向けに「御柱祭」シールを製作した。「木落し」「建て御柱」「メドデコ」の3種類のデザインで、来年の年明けから町や下諏訪商工会議所の窓口で販売する。同実行委事務局は「6市町村の事業者の皆さんにシールを活用してもらい、御柱祭を地域全体でお祝いする雰囲気をつくりたい」と話している。
シールの製作は前回2016年の御柱祭の際に初めて企画。前回は「祝御柱祭」の文字だけだったが、今回は文字とともに祭りのイメージを伝えるイラストをデザインし、サイズも大きくした。下社の木落し坂を下る御柱や、上社のメドデコに乗っておんべを振る氏子たち、建て御柱を喜び合う氏子たちの姿を表現した。店頭に並ぶ商品や土産品にシールを貼り、販売促進につなげてもらう。シールを希望する事業者は貼付する商品を申請してから使用する。
デザインは、グラフィックデザイナーの加藤健太郎さん(40)=同町緑町=が手掛けた。加藤さんは下諏訪町木遣保存会会員で、御柱祭に氏子としても携わる。「地元の文化への誇りや思いをデザインに込めた。細部も簡略化せずなるべく忠実に表現した。シールを目にした観光客や地元の人に明るい気持ちになってもらえたら」と話した。
シールは1セット100枚550円。1枚サイズは「木落し」が4.5センチ四方、「建て御柱」が約6センチ×約4センチ、「メドデコ」が約4センチ×約6センチ。
窓口販売のみ。問い合わせは同実行委(電話0266・78・9066)へ。
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