飯田市の臨時会見 佐藤健市長らが陳謝(長野県飯田市 6月16日)
「給付金誤送金」が発覚しました。長野・飯田市は児童手当と臨時給付金38万円を誤って同姓同名の別の世帯の口座に振り込んでいたと発表しました。振り込んだ世帯からはまだ返還されておらず、市が交渉しているということです。
「申し訳ございませんでした」
飯田市は16日、臨時会見を開き佐藤健市長らが陳謝しました。市によりますと、2019年6月から2021年9月までの児童手当28万円と2021年12月の子育て世帯への臨時特別給付金10万円を同姓同名の別の世帯に振り込んでいたいうことです。
2019年6月に口座情報を変更する際、本人確認を誤ったことが原因としています。2022年1月に振り込まれるはずの住民からの指摘で発覚。6月までに支給しました。
一方、誤送金された世帯の住民には2月に市の職員が面会し返還を求めましたが、「家庭の経済状況」もあるとして現在も返還されていないということです。市は今後も丁寧に交渉していきたいとしています。
この問題を受け担当の健康福祉部長を減給、子育て支援課長を戒告処分としました。
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