タマネギの収穫体験会(長野県千曲市・4日)
タマネギの高値が続く中、県内の産地の一つ、長野県千曲市で収穫体験会が開かれました。
10キロで2000円。
店頭価格の半額程度とあって定員がすぐにいっぱいとなる人気ぶりでした。
掘り出した「タマネギ」
土の中から掘り出した「タマネギ」。
4日に千曲市で開かれた収穫体験会です。
寒暖の差が激しい気候で甘味が強い玉ねぎが育つ千曲市は県内の産地の一つで、今、収穫時期を迎えています。
収穫した子ども
収穫した子ども:
「採れたよ」
北海道での不作などの影響でタマネギは高値が続いています。
農水省の食品価格動向調査によりますと、5月第4週の店頭1キロ当たりの平均価格は534円。
平年の2倍以上となっています。
収穫収穫体験は参加費2000円で10キロ持ち帰ることができ、店頭価格の半額以下。
参加費2000円で10キロ持ち帰れる
千曲市観光局が主催した1日限りの体験会で、ホームページで5月中旬に募集したところすぐに定員20人がいっぱいになる人気でした。
参加者:
「安いですよね。飛びつきました」
「こんな新鮮なの、なかなか買えないですから、助かります」
千曲市観光局・近藤弘之営業部長:
「タマネギの値段(の高騰)だとかということもありましたので、結構、大勢の方が注目をされたと思います。(募集を始めて)4~5日くらいになった時はもうお断りをする状況になった」
農水省によりますと、これから佐賀産などの出荷が増え、価格は落ちついてくるものの、高値傾向は続くということです。
一方、県内の産地も出荷の時期を迎え、安曇野市でも6月中旬に収穫体験会を開く予定です。[/MARKOVE]