森将軍塚古墳カレー
「ご当地カレー」と言えば長野県大町市の「黒部ダムカレー」が有名ですが、こちらは「古墳」です。千曲市の物産館が地元「森将軍塚古墳」をイメージしたカレーの提供を始めました。
千曲市の「森将軍塚古墳」は4世紀につくられた県内最大規模の前方後円墳。それをイメージしたのが…
その名も「森将軍塚古墳カレー」。(850円/大盛930円)
古墳のすぐ近くにある「あんずの里物産館」が4月下旬から提供しています。ライスは、写真を元に3Dで作った型で角度や形を再現。ウインナーは古墳に並んだ埴輪(はにわ)に見立てています。
千曲市あんずの里物産館・中沢善昭さん:
「この森将軍塚古墳は山の頂にあるので、山の形に合わせて円が傾いている。それに合わせて作っています」
さて、その味は…
(リポート)
「タマネギの甘みと深いコク、とても丁寧にじっくり作られたカレーです」
そして古墳といえば「発掘」です。
(リポート)
「あっ、出てきました。何だろう…唐揚げだー、ご飯の中に唐揚げ発見!」
ライスの中に日替わりで何かを隠してあるそうです。
物産館の先には「一目十万本」といわれる森地区があり、花の時期は全国から観光客が訪れます。
「森将軍塚古墳」ももっとアピールしようと、カレーに加え、バッグやTシャツといったオリジナル商品の販売も始めました。
千曲市あんずの里物産館・中沢善昭さん:
「何もない時代にとんでもない場所から石を運んで(古墳を)つくった。この悠久のロマンを是非、感じてもらえたら。その一助として古墳カレーが役立てば」
カレーは近く、甘口の子ども向けのカレーも提供予定ということです。
長野放送[/MARKOVE]