スキーツアーバスの転落事故(2016年1月)
2016年1月に長野県軽井沢町で乗客の大学生など15人が死亡したスキーツアーバスの転落事故。2日、第9回の公判が開かれ、死亡した運転手の元同僚が証言しました。
この裁判では、バス運行会社社長の高橋美作被告ら2人が業務上過失致死傷の罪に問われています。
事故は運転手の技量が不十分で操作を誤ったことが原因とされていますが、高橋被告らは「事故は予測できなかった」などと無罪を主張しています。
2日、長野地方裁判所で開かれた第9回公判では、死亡した運転手の元同僚の証人尋問が行われ、運転手について「運転がうまい方ではないが、客を乗せるには問題のない運転ができていた」などと証言しました。
また「ブレーキの踏み方やシフトチェンジは指導し、技能は向上していた」と話しました。
裁判では事故が予測できたかが最大の焦点となっています。
長野放送[/MARKOVE]