松本国際日本語学校
コロナの影響で続いてきた外国人の入国規制が緩和されてきています。長野県松本市の日本語学校では、9つの国と地域から学生を迎え3年ぶりに入学式が行われました。
「インドネシアのスカブミから来ました。よろしくお願いします」
松本国際日本語学校で開かれた入学式。新入生は、中国、フィリピンなど9つの国と地域から20人です。
コロナの影響で続いてきた入国規制で入学キャンセルが相次ぎましたが、今年に入り規制が緩和。3年ぶりに入学式を行うことができました。
新入生の中には1年ほど入学を延期した学生もいます。
フィリピンから:
「(入学できて)とてもうれしいです。日本語、勉強したい。日本は夢です。教師になりたいです」
アメリカから:
「本当によかったです。長い間、日本に行きたい(と思っていた)。(早く生活が)普通になりたいです」
松本国際日本語学校・太田俊政理事長:
「日本に留学を希望する方はまだまだいるのかなと。まだコロナ禍の状況ではありますけど、学びたい学生が入国規制で入れないということにならないようになってほしい」
学校によりますと、10月の入学希望者も30人ほどいて、コロナ前の水準に戻りつつあるということです。
6月10日には外国人旅行客の受け入れも再開される予定で、海外との交流も徐々に戻りつつあります。
長野放送[/MARKOVE]