JR東日本のデモンストレーション
新幹線の車両がオフィスに変わります。コロナ禍のリモートワークなどの普及を受け、JR東日本がウェブ会議などができる車両の運行を始めました。
22日から走り始めた北陸新幹線の「オフィス車両」。コロナ禍でリモートワークなどが広がる中、新幹線を仕事場にというのが狙いです。
JR東日本事業創造本部・中村元副課長:
「時間と場所にとらわれない、移動時間をより有効に活用していただく」
デッキに出ずにウェブ会議や電話が可能で追加料金はかかりません。
(記者リポート)
「車内の揺れも小さく、周りも静かで、かなり集中できます」
パソコンの画面を周りから見えにくくする仕切りなど、無料のレンタル品も利用状況を見て検討します。
JR東日本事業創造本部・中村元副課長:
「地方と東京の行き来といったところで、ビジネス出張の方はもちろん、『ワーケーション』、出張に休暇を加えて動く形が広がりを見せ始めているので、そういった方に使っていただければ」
年末年始などを除く平日に8号車で運行し、JR東日本ではコロナ禍で落ち込んだ需要の回復にも期待しています。
長野放送[/MARKOVE]