空手団体「禅道会」が開いた歓迎会(7日)
ウクライナから長野・高森町に避難してきた母と子9人。今回の避難を実現させた空手団体が7日、歓迎会を開き、和やかなひと時を過ごしました。
歓迎会を開いたのは空手の団体「禅道会」です。現地の支部を通じて門下生の中から希望を募り、町と連携して今回、9人の避難を実現させました。
用意された料理は、しゃぶしゃぶやいなり寿司など。
ツンバルク・アルチョム君(13):
「(しゃぶしゃぶ)おいしい!」
カテリーナさんはウクライナの日本料理店で働いた経験もあり、弟のヴィタリ君に「はし」の使い方を教えてあげました。
クズニェツォバ・ヴィタリ君(10):
「(はしを使うのは)難しいけど頑張ります」
クズニェツォバ・カテリーナさん(19):
「ウクライナにはない料理を日本に来て始めて食べて、とても気に入っている」
3歳のダニエラちゃんは日本の駄菓子に夢中です。
和やかなひと時を過ごしました。
その後、小沢隆首席師範や禅道会のメンバーは「ブロック割」などの演武も披露しました。
9人に空手着をプレゼント―
スタシウク・ダビド君(8):
「(会場の)雰囲気はとてもすてきで、空手着をいただいて感動した」
クズニェツォバ・ヴィタリ君(10):
「(歓迎会は)面白くて料理もおいしかった。特に演武はとても感動しました」
ボロセンコ・オレナさん(44):
「日本に来て住んでいるうちに、家族になった気持ち。皆さんに感謝の言葉をおくりたい」
子どもたちは近く、空手の稽古にも参加する予定です。
長野放送[/MARKOVE]