資料 白馬村八方尾根周辺
今年2月、長野県白馬村の北アルプス八方尾根で雪崩が発生し、バックカントリースキーをしていた2人が巻き込まれた遭難事故で、行方不明になっていた1人が8日午前、遺体で発見されました。
今年2月19日、北アルプス八方尾根の標高約1400mの無名沢で雪崩が発生。バックカントリースキーをしていた2人が巻き込まれ、周辺にいた複数の人が雪の中から2人を救出しました。1人は自力で下山し、もう1人は心肺停止の状態で発見されましたが、悪天候のため救出できず、その後行方不明になっていました。
警察はその後も週1回のペースで捜索を継続。雪解けが進んだこともあって、8日午前、沢筋を捜索していたところ、遺体を発見したということです。その後、身元は東京都杉並区の会社員・田中基興さん(46)と確認されました。
2人は八方尾根スキー場から入山し日帰りで唐松岳に登る計画でした。登頂後、スキーで下山中に雪崩に巻き込まれたとみられます。
長野放送[/MARKOVE]