縄文時代の星ケ塔遺跡と御柱祭の曳行路を訪れる新プランを紹介する下諏訪町観光振興局担当者
長野県の下諏訪町観光振興局は、新しい宿泊プラン「黒曜石の宝庫・星ケ塔遺跡と御柱祭を学ぶ旅」を企画し販売している。昨年、人気テレビ番組の放映もあり大きな反響を呼んだ、町内にある縄文時代の黒曜石採掘遺跡・国史跡「星ケ塔遺跡」を巡るツアーと、7年目に1度の諏訪大社御柱祭の年に合わせて曳行路をたどる旅を組み合わせた。6月から10月までの計5回の日程を用意した。
同振興局によると、今年も星ケ塔遺跡を訪問する日帰りプランを売り出したところ、すでにほぼ完売。今年も星ケ塔遺跡への高い関心がうかがえるという。人気ツアーに、今年は「御柱年」という視点を加味し、同町ならではの遺跡と祭りという両方の魅力を感じてもらい、リピーター獲得につなげたい考えだ。
出発日は、6月11日、7月29日、8月7日、9月16日、10月21日。1泊2日。初日は、「星ケ塔ミュージアム・矢の根や」を見学後、標高1500メートルの星ケ塔遺跡を訪問し、専門家の解説を聞く。2日目は、諏訪大社下社秋宮や春宮、「おんばしら館よいさ」を見学。下社山出しの最大の見せ場「木落し」を行う「木落し坂」や山出しの曳き着け地点「注連掛」では木やり師による生の木やりを堪能する。
参加費は大人3万2000円、小学生以下2万7000円。プランの詳細・予約は町観光サイト「おいでなして しもすわ」内「旅行予約」へ。問い合わせは同振興局(電話0266・27・1800)へ。
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