前回2016年の御柱祭の里曳き
長野県・諏訪大社の御柱祭です。感染対策のため、先日の「山出し」はトレーラーで運びましたが、5月の「里曳き」は人力で行うことになりました。
このほど行われた御柱祭の「山出し」は、新型コロナ対策で異例のトレーラーでの運搬となりました。
5月、御柱を境内に運んで建てる「里曳き」の実施方法が注目されていましたが…
諏訪大社上社御柱祭安全対策実行委・笠原透 委員長:
「里曳きにおいては、氏子による曳行にすると決定しました」
上社・下社とも氏子が運ぶことに。参加者にワクチン接種を推奨するほか、マスクの着用、毎日の検温や健康調査などを義務付けます。
御柱祭下社三地区連絡会議・小林正夫会長:
「里曳きは曳行路自体が広くて、3密は避けながら問題なくできると、人力でこういう形で行っていく方向で考えている」
観光客などには観覧自粛を呼びかけます。県内に「まん延防止等重点措置」が出た場合は、あらためて検討します。
里曳きは上社が5月3日から5日、下社が14日から16日です。
長野放送[/MARKOVE]