立山黒部アルペンルート・室堂での除雪作業
長野県と富山県を結ぶ「立山黒部アルペンルート」で15日の全線開通を前に、除雪作業が進んでいます。今年は雪が多く「雪の大谷」の壁は例年より高い18メートルを見込んでいます。
深い雪に覆われた立山連峰。長野と富山を結ぶ「立山黒部アルペンルート」が4月15日に全線開通します。
標高およそ2500メートル、富山県の室堂では除雪作業が進んでいます。積雪は3月22日の時点で7.6メートルと、去年の同じ時期より2メートルも多くなっています。
道路脇の迫力ある雪の壁で知られる「雪の大谷」も例年より高い18メートル以上を見込んでいます。
立山黒部貫光・内山高宏総務部長:
「いよいよ開通だなと実感しています。ぜひこの場所へ足を運んで、生でこの大自然を体感していただきたい」
昨シーズンの観光客は30万人と、コロナ前の3分の1に落ち込みました。今年も密にならないようバスやロープウェーの乗車制限などは行いますが、豊富な雪を追い風に、にぎわいの回復に期待を寄せています。
長野放送[/MARKOVE]