長野市(3月24日)
ロシアのウクライナ侵攻から24日で1カ月、長野県内で戦争に反対する抗議活動が行われました。また、避難民への支援の輪も広がっています。
ロシアのウクライナ侵攻から1カ月。ウクライナ当局は少なくとも121人の子どもが死亡したと発表。およそ360万人が国外へ避難したとされています。
23日はゼレンスキー大統領が国会演説を行い、日本に対して支援の感謝を述べ、ロシアへの制裁の継続などを求めました。
県内からも訴え―
県護憲連合・松沢佳子代表理事(街頭演説):
「ウクライナで厳しい状況にある市民に支援をぜひお願いしたい」
長野駅前では市民団体らが即時停戦や原発への攻撃中止を訴えました。また、募金活動も行われました。
県護憲連合・松沢佳子代表理事:
「他人事と思わずに、一人一人が声を大きくしていくことで、止めていけるんだという思いで、無関心ではなく、向き合っていく必要がある」
県内でもウクライナへの支援の輪が広がっています。
千曲市は、市出身でポーランドで避難民の受け入れ支援に当たっている坂本龍太朗さんに役立ててもらおうと、今月14日から市役所に募金箱を設置。23日までに87万4000円余りが集まりました。
飯田市に本部を置く空手団体「禅道会」もウクライナにいる門下生およそ1万人を支援しようと、行政と協力し募金活動を行っているほか、避難民の受け入れも準備しています。募金は22日までに106万円余りが集まったということです。
現在も続くウクライナへの攻撃。息の長い支援が求められています。
長野放送[/MARKOVE]