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31日、長野市で8人、松本市で2人が新たに新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。10人のうち8人が県外往来歴や帰省など感染経路が県外と推定されるケースです。
長野市で感染が確認されたのは、10代から50代の男女8人です。20代の男女4人のうち3人は発症前2週間以内に首都圏、1人は関東地方との往来歴がありました。10代の女性は千葉県在住で県外の感染者の濃厚接触者です。50代の男性も県外の感染者の濃厚接触者。40代の女性は、すでに感染が確認されている東京都在住の10代男性の濃厚接書者です。40代男性は現時点で感染経路がわかっていません。
市によりますと、きょう31日までの1週間で発表した新規感染者は30人でこのうち14人が県外との往来歴がある人や県外在住者でした。また、2人はこれらの人と接触がありました。
長野市保健所の小林良清所長は、「首都圏を中心に全国的に感染が拡大している中、移動そのものがリスクが高い。県外、特に感染拡大地域への往来はできるだけ控えてほしい」と注意を呼びかけました。
松本市では、新たに2人の感染が確認されました。20代の男子大学生は東京都から帰省後に発症し、陽性が判明しました。30代男性は現時点で感染経路不明です。
県内の感染者の累計は5263人になりました。
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