長野放送
いよいよ25日、数えで7年に1度の「飯田お練りまつり」が始まります。24日は目玉の一つ「大獅子」が目覚めた他、前日の神事「神輿渡御」が行われました。
飯田お練りまつりの目玉の一つ、東野大獅子。25日の開幕を前に目を覚ましました。重さ30キロ、全長25メートル、「日本一の獅子」と呼ばれています。
こちらは祭りの前日に行われる神事「神輿渡御」です。お練りまつりは江戸時代初期1652年から始まったとされ、「神輿渡御」は飯田藩主から奉納された道具とともに市内を練り歩きます。
祭りに向け地元も熱が高まっています。
住民:
「コロナで心配してたけど、始まるといいものですね」
「何年も待っててコロナだけどできて良かった。コロナ早く収束するように願っている」
今回の行列には初めて女性も参加。「よそよそしい祭りでなく、自分たちの祭りにしたい」との思いが込められています。
金森亜水さん:
「自分たちが一番最初というのがとてもうれしく思います。今のお祭りを精いっぱいやりきって、お練りまつりを精いっぱい楽しみたいな」
竹内未来さん:
「ちょっと歩くの大変だけど楽しい。この伝統を引き継ぎ、受け継いでいきたいな」
大宮諏訪神社 責任総代・松沢卓治さん:
「コロナという災害の中で次につなげる、前向きなお祭りになっている。最後まで神様に市中を見ていただいて、コロナだけど頑張れよとメッセージが皆さまに伝われば」
「飯田お練りまつり」は25日から3日間の日程で行われ、26の団体が参加する予定です。
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