会見で参院選県区への出馬を表明し、政策を示す松山氏
タレントの松山三四六氏(51)=長野市=が21日、長野市内のホテルで会見し、今夏の参院選県区に自民党から出馬することを表明した。松山氏は「すべての人が住みやすい信州」「現役世代への社会保障を拡大」などの政策を掲げ、「東京生まれ東京育ちの僕に信州という古里をつくってくださった皆さまのために命懸けで頑張る」と決意を語った。
名前にちなんで、「信州を次世代に誇れる場所に」などの「信州への3つの思い」を訴え、「信州を日本一しあわせな県に」などの「信州の4つの未来」を示した上で、「6つの政策」を発表した。
政策では、政府のデジタル田園都市構想に触れ、高齢者でもデジタル化の恩恵を受けられるよう「自治体と国の架け橋になって誰一人取り残されないように一生懸命働かなければ」と述べた。また、現役世代への社会保障に力を入れることで、「先を行く者たちがまず幸せであることを見せ、若い世代が希望と誇りを持てる信州をつくっていきたい」とした。
松山氏は1970年東京都墨田区生まれ。93年に明治大学法学部を卒業。芸人としてデビューし、2001年から長野県内のラジオ、テレビなどで活動している。長野大学(上田市)客員教授。
参院選県区では、立憲民主党現職の杉尾秀哉氏(64)が立候補を予定。日本維新の会県総支部も候補者の擁立を検討している。
[/MARKOVE]