スピードスケート女子団体パシュートに出場した高木菜那選手(日本電産サンキョー)。決勝でライバル・カナダと接戦を繰り広げましたが、転倒で涙の銀メダル。
高木菜那選手:
「転ばなかったら優勝できたかもしれないタイムだったので、やっぱり悔しいです」
連覇を狙ったマススタートでも転倒。悔しい結果となりました。
フリースタイルスキー男子モーグルでは、杉本幸祐選手(デイリーはやしや)がストックを折りながらも9位、原大智選手(日本スキー場開発クラブ)は7位でした。
フリースタイルスキー・近藤心音選手(白馬村出身)は、練習中のけがで無念の欠場。女子ジャンプ・岩渕香里選手(上田市出身)は18位でした。
ノルディックスキー・馬場直人選手(山ノ内町出身)は、距離複合で35位。23歳初出場の小林千佳選手(飯山市出身)は、女子30キロフリーで55位でした。
小林千佳選手:
「まだまだ頑張らなきゃいけないと思います」
スノーボードハーフパイプ・今井胡桃選手(上田市出身)は予選敗退。スノーボードビッグエア・鬼塚雅選手(星野リゾート)は11位でした。
リュージュ男子一人乗り・小林誠也選手(飯綱町出身)は、県スポーツ協会のアスリート育成事業・SWANプロジェクトの出身者として初の五輪出場で、32位でした。
長野市出身のスピードスケート選手として初めて五輪に出場した小島良太選手。小学校時代にエムウェーブスケートクラブに入り実力を磨いてきました。初の大舞台、男子1000mでは20位と悔しい結果となりましたが、視線はすでに4年後です。
小島良太選手:
「上位の滑りを目に焼き付けて4年後、この場にしっかり帰ってきたいです」
所属するエムウェーブでも荻原長野市長や職員が声援を送りました。
エムウェーブ・滝沢信一社長:
「自分の滑りに近づけていけるよう、ますます頑張っていただきたい」
一戸誠太郎選手(信州大学卒業)は、男子マススタートで8位入賞でした。
ショートトラック女子1500メートル・菊池純礼選手(南相木村出身)は、レース序盤での仕掛けがうまくいき8位入賞。
菊池純礼選手:
「何かしてやろうと思ってスタートラインに立った。結果、うまくはまって楽しいレースでした」
菊池悠希選手(南相木村出身)、神長汐音選手(南牧村出身)は、予選敗退でした。
ショートトラック男子1500m・菊池耕太選手(南牧村出身)は予選で敗退しました。
父・隆さん:
「次の目標もできたという感じで、頑張ってほしいなと思う」
男子5000mリレーに出場した茅野市出身の小池克典選手。姉の影響で3歳で競技を始めた小池選手。家族の夢でもあったオリンピックに初めて出場しました。5000mリレーでは持ち味のスピードを生かせず、チームも最下位に。世界との壁を感じる大会となりました。
小池克典選手:
「(自分が)ついていければしっかりつないでアンカー勝負ができたと思う。そこが今回の敗因になってしまった」
母・利江さん:
「4年後、8年後、その経験を大事に成長できれば」
17日間に渡る雪と氷の祭典は20日夜、幕を閉じました。次はイタリア・ミラノ、コルティナで開催。4年後も長野県勢の活躍に期待です。
長野放送[/MARKOVE]