交通規制が全面解除となった国道19号 長野市篠ノ井小松原 1日
7カ月ぶりの全面開通です。去年7月に起きた地滑りの影響で片側交互通行が続いていた長野市篠ノ井の国道19号線は、1日朝に規制が解除されました。付近の住民や飲食店などからは安どの声が聞かれました。
(記者リポート)
「地滑りの発生から半年以上が経過し、交通規制が全面的に解除されました」
長野市篠ノ井小松原の国道19号線。両方向から車が行き交うのは、約7カ月ぶりです。
国道は去年7月に起きた地滑りの影響で片側交互通行が続いていました。交通量も多く、長い時は3キロほど渋滞することもありました。
安全対策の工事が終わり、1日朝6時に対面通行が可能になりました。
(記者リポート)
「市街地方面へ向かうこのあたり、規制中はかなり混雑していましたが、今はスムーズに車が流れています」
ドライバー(運送業):
「今までは七二会の方まで車がつながっていたこともあったので、1時間以上時間は削減できた」
住民:
「買い物とか病院とかレジャーも全部19号を使う。規制解除で全然違いますね。ありがたいです」
近くのおやき販売店は、規制の影響で客足が例年より7割減っていました。
たんぽぽ・小池峰子社長:
「春に向かえば山菜だとかのびろとかのおやきも出せるので、皆さんが戻って来てくれればありがたい」
道の駅信州新町に店を構える「そば信」。規制解除に合わせ特別メニューを用意しました。1日から提供を始めた「信州ジビエ 鹿のピリ辛肉そば(880円)」です。
新型コロナと交通規制で客足が大幅に減りましたが、にぎわいを取り戻したいと意気込みます。
そば信・中村翔店長:
「半年間、来ることをためらっていた皆さんがいるので、(特別メニューは)来ていただけるきっかけ作りとして、これからいろんなお客さまに当店のサービスを提供していけたら」
なお、復旧工事は現在も続いていて、今後、雨や雪などの影響で再び通行止めにする可能性もあるということです。
長野放送[/MARKOVE]