長野放送
新型コロナウイルスの急拡大を受け、長野市の小中学校では26日から「分散登校」が始まりました。保護者からは「負担が増える」という声も聞かれました。
「これから2時間目の勉強を始めます」
「よろしくお願いします」
長野市立徳間小学校3年生のクラス。児童はいつものおよそ半数です。
26日から「分散登校」が始まり、こちらの小学校では、児童を地区ごとに2つのグループに分け、1日おきに登校するようにしました。
児童:
「友達がいないから、ちょっとさびしい…。授業はいつも通りやる」
登校しない子どもは自宅で過ごします。課題などが出され勉強はしますが、子どもたちは時間を持て余しているようでした。
自宅で過ごしていた児童:
「(宿題は?)超簡単。なかなか会えない子がたくさんいて、つらいな」
特に低学年の保護者は、自宅にいる必要があり、保護者の負担も増えます。
保護者:
「できれば通常通り通ってもらう方がいいが、感染のことを考えると仕方ないかなと」
学校の規模により対策は異なり、市内の小学校では31校が「分散登校」、7校が空き教室などを使って教室を分ける「分散教室」を行う予定で、市は少なくとも来月8日まで対策を続けるとしています。
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