事件現場(長野県諏訪市)
同じアパートに住む女性の腹を刺したとして長野県諏訪市の男が殺人未遂の疑いで逮捕された事件の続報です。女性は「前日にも何者かに連れ回された」と助けを求めた住民に話していて、警察が関連を含め捜査しています。
殺人未遂の疑いで20日送検された諏訪市中洲の契約社員・西谷亮容疑者28歳。18日夜、同じアパートの別の部屋に住む20代女性の腹を刃物で刺した疑いが持たれています。2人は面識がなかったということです。
事件直後、女性が助けを求めた隣人の男性が19日夜NBSの取材に答えました。男性によりますと、女性は上半身は裸でタオルに身を包んだ状態だったということです。
助けを求められた男性:
「(女性が)8時くらいに来てインターホンを見たら上半身は裸というかタオルケットを被った状態。声震えながら『下の(階の)人に刺されたので救急車と警察を呼んでくださいと。(自分の)玄関を開けたときに包丁があった、廊下に落ちていた」
また、男性によりますと女性は事件の前日に「何者かに連れ回された」とも話していたということです。
助けを求められた男性:
「ちらっと状況を話しているときに『事件の前日に拉致されていろんなところに連れ回された』と。その人が犯人かどうかは分からないですけど…」
男性はその後、他の住民と協力し女性をかくまい警察に通報。女性は病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
警察は関連も含め慎重に捜査するとともに詳しい動機などを調べています。
西谷容疑者は調べに対し刺した事は認めているということです。
長野放送[/MARKOVE]