長野放送
18日に続き過去最多を更新です。長野県内の新型コロナウイルスの新規感染者は382人。18日の304人を大幅に上回りました。学校や児童福祉施設など7件で集団感染が疑われるケースが確認されました。
新規感染者は10歳未満から90歳以上の382人で41市町村で確認されました。長野市80人、松本市73人、飯田市24人、茅野市18人、安曇野市17人、上田市16人、中野市・辰野町で各12人、千曲市・佐久市で各9人、須坂市・諏訪市で各8人、大町市・軽井沢町で各6人、山ノ内町・坂城町・立科町・白馬村・原村で各5人、駒ケ根市・小布施町で各4人、飯山市・小諸市・富士見町・松川町・高森町・喬木村で各3人、東御市・信濃町・野沢温泉村・宮田村で各2人、塩尻市・伊那市・御代田町・佐久穂町・下諏訪町・南牧村・松川村・王滝村・南箕輪村・下條村で各1人、県外居住者では石川県2人、東京都・千葉県・愛知県で各1人です。
18日に続き、300人を超え、過去最多を更新しました。今週の感染者数は連日、前の週の同じ曜日の概ね2倍になっています。
「集団感染」とみられるケースは、新たに7件確認されました。松本市では、医療機関で6人、飲食店で14人の感染が判明。飯田保健所管内では高齢者施設で6人の感染がわかりました。
また、学校などでも感染が広がっています。長野市内の学校では10人。上田保健所管内の高校で6人、松本市内の大学で6人、佐久保健所管内の児童福祉施設では9人の感染がわかりました。
長野市保健所・小林良清所長：
「熱は出ていないが、のどの調子が悪いなくらいの人がいる。子どもや家族がその状態を申告して、登校を見合わせて速やかに受診を」
きのうまでに発表された「集団感染」とみられるケースでも、新たな感染者が確認されました。
北信保健所管内の小学校では1人増えて計20人、諏訪保健所管内の小学校では10人増えて34人、伊那保健所管内の児童福祉施設では5人増えて計27人、飯田保健所管内の高齢者施設では3人増えて計10人、北信保健所管内の高校では9人増えて計22人、長野保健所管内の事業所では3人増えて計17人になりました。
療養中は2042人で重症は1人、中等症は17人です。受け入れ可能な病床の使用率は28.5%で全県に「医療警報」を発出しています。自宅療養は療養者の約半数で1000人に迫っています。
一方、県は、感染が拡大している諏訪市、富士見町、小布施町、飯山市・山ノ内町について、6段階で示す警戒レベルを「5」に引き上げ、「特別警報2」を出しました。これで「レベル5」は、35市町村になりました。
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