長野放送
長野県伊那市で400年の歴史を持つ小正月の伝統行事「羽広獅子舞」が行われ
ました。
無病息災と五穀豊穣を願う「羽広獅子舞」は、伊那市西箕輪羽広地区で400年間受け継がれて来ました。
地元の古刹・仲仙寺の本堂で袴姿で勇ましい雄獅子と着流し姿で優し気な雌獅子の「舞い合わせ」が行われ、「剣の舞」や「浄めの舞」など「阿吽の舞」と呼ばれる5つの舞を披露しました。
新型コロナ対策のため参加者を減らし、家々を1軒1軒回る「戸毎舞い」も中止されましたが、住民たちはあらためて今年一年の無事を願っていました。
保存会長の重盛三喜男さん:
「新型コロナも早く収束して元通りの平穏な社会になっていくことも祈って開催しました」
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