埼玉西武ライオンズ・水上由伸投手
長野県宮田村出身で埼玉西武ライオンズの水上由伸投手。去年は初登板から17試合連続無失点のパ・リーグ新人記録を樹立し飛躍のシーズンとなりました。4日、地元で後援会などに感謝するとともに、さらなる活躍を誓いました。
4日、宮田村役場を訪れた水上由伸選手。後援会に本人も納得のシーズンを報告しました。
埼玉西武ライオンズ・水上由伸投手:
「1年目にしては、まずまずの成績かなと思います。本当に応援ありがとうございました」
ドラフトでは育成の5位でしたが、去年5月に支配下登録され、6月には1軍初登板。150キロを超えるストレートと鋭い変化球で中継ぎとして無失点の快投を続けます。
迎えた9月1日のロッテ戦。4回途中から登板した水上選手は2アウト満塁のピンチを迎え、対するは4番マーティン。
見事、「初登板から17試合連続無失点」のパ・リーグ記録を樹立しました。
埼玉西武ライオンズ・水上由伸投手:
「楽しんでることがよかったかなと思います。素直に記録はうれしいですけど、先輩方にも助けてもらいましたし、自分だけの力ではないと思っているので、もっと自分の力でチームに貢献して、いい結果を残していきたいと思います」
1年目は29試合に登板して防御率2.33という好成績を収めました。
小学4年生で野球を始めた水上選手、大きく成長し村で初のプロ野球選手となりました。村も入団時から盛り上がり、後援会を設立。
早速の活躍で子どもたちの憧れになっています。
男の子:
「試合に出るとき全部、見てました」
水上由伸投手:
「ありがとうございます。かわいいですね」
サインボールをプレゼント…。
男の子:
「めっちゃうれしいです。パ・リーグのエースになってほしいと思います」
小学校時代のチームメイト:
「友達とかにも自慢できるっていうか、すごい先輩がいるよって(自慢)できますね」
村民:
「びっくりですね。宮田村からあんなに頑張れる選手が出るなんて光栄に思います」
村の応援に父親の俊孝さんは…
父・俊孝さん:
「皆さんの温かいご支援、応援などがありまして、それが由伸の力となり1軍で活躍することができました。今シーズンは2年目となり競争も厳しくなってくると思います。今後ともご支援、ご声援よろしくお願いいたします」
年末年始は地元で英気を養った水上選手。今シーズンの活躍を誓っています。
埼玉西武ライオンズ・水上由伸投手:
「今シーズンは1年通していい思いできるように、チームの優勝も含めて頑張ってやっていきたいと思います。(村の応援は)すごいうれしいですし、ありがたいですし、力になっていることは間違いないので、もっといい報告ができるようにこれから頑張っていこうかなと思います」
長野放送[/MARKOVE]