資料 長野市保健所
長野市は5日、新型コロナウイルスの集団感染とみられるケースが発生したことを発表しました。
5日、長野市で発表された新規感染者は10歳未満から80代の男女11人です。
長野市保健所・小林良清所長:
「6人については同一の機会における集団的感染ではないかと考えている」
6人は10代から20代の男女でこのうち4人が兵庫県、2人が大阪府在住です。市保健所によりますと、6人は去年12月下旬、長野市で宿泊を伴う30人規模の集まりに参加していたということです。このほか、他県の自治体で2人の感染が確認されています。
感染が広がった原因について、参加者の中に発熱やのどの痛みなどの症状があった人がいたこと、また、マスクを外しての食事や会話があったことがあげられるとしています。
このほか、市内で感染がわかった5人のうち2人はこれまでに感染が判明している人の濃厚接触者、残りの3人は経路不明で調査中です。
長野市で10人以上の発表は9月2日以来、4カ月ぶり。また、集団感染については、9月24日以来の発表です。
長野市においても、感染者が増加傾向にあるとして、小林所長はあらためて基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。
長野市保健所・小林良清所長:
「マスクをしっかりつける。マスクを外して食事するときは会話をしない。職場であれ、集まりであれ、会話はしない、徹底してほしい」
また、松本市では新たに30代女性の感染が確認されました。発症前2週間以内に北陸・東海地方に滞在歴がありました。
松本市で新規感染者が発表されるのは10月19日以来、78日ぶりです。
長野放送[/MARKOVE]