長野市(7月19日午前10時ごろ)
厳しい暑さが続いています。長野県内では、松本市など6地点で猛暑日となりました。注意しなければならないのが「熱中症」です。消防は運動をする時や人との距離が取れる場所ではマスクを外すなどの対策も呼びかけています。
最高気温34.7度まで上がった長野市。公園では子どもたちが水遊びです。
公園に来ていた保護者:
「暑い、一気に来た感じ」
県内30の観測地点のうち伊那や飯田、松本など6地点で猛暑日に。20地点で今年最高を記録しました。
梅雨明け後、一気に夏本番となった県内。体が暑さに慣れていないため、この時期は熱中症に十分注意が必要です。
長野市消防局警防課・松本敦史課長補佐:
「(搬送者が)この週末の2日間で急増。梅雨明け、気温が一気に上昇したことが要因」
県内13の消防本部によりますと、19日は13人が熱中症とみられる症状で搬送されました。さらにリスクを高めているのがマスクです。
街の人:
「早くマスクなくなればと思う、この暑さだから」
「こうやって外に出ると息苦しい」
マスクをしているとのどの渇きに気づきにくい場合があります。専門家や消防は距離をとれている場所では、意識的にマスクをとることやこまめな水分摂取を呼び掛けています。
長野市消防局警防課・松本敦史課長補佐:
「熱中症は防ごうと思えば予防できる。マスクを着用しての激しい運動は避けるとともにこまめな休息と水分補給が大事」
また、室内での熱中症も多いためエアコンを適切に使い細かく室温をチェックすることなども重要です。
長野放送[/MARKOVE]