デルタ株 提供:国立感染症研究所
国内では感染状況が落ち着く中、新たな変異株「オミクロン株」がヨーロッパなどで急拡大しています。専門家は「日本でも流行する可能性がある」とし、基本的な対策の徹底を呼びかけています。
南アフリカなどで確認された新たな変異株「オミクロン株」。ヨーロッパなどで急拡大しています。
こうした事態に政府は…
岸田首相:
「最悪の事態を避けるため、外国人の入国は11月30日午前0時より全世界を対象に禁止します」
一方、信大病院感染制御室の金井副室長は…
信州大学医学部附属病院感染制御室・金井信一郎副室長:
「いずれオミクロン株も国内に入って流行する可能性がある」
感染力が強いとされたデルタ株も県内では7月に初確認され、1カ月後には置き換わりが進み、第5波となりました。
オミクロン株も感染力が強いとされています。
信州大学医学部附属病院感染制御室・金井信一郎副室長:
「(オミクロン株は)ワクチンが効きにくくなりそうとか、再感染しそうな変異を持っている。そこら辺が(感染拡大に)影響する可能性は大きい。(ワクチンの)効果下がるかもしれないが、打たないよりは打った方がいい。まだ打っていない人は1、2回目の接種を検討していただきたい。3回目を予定する人は時期がきたらぜひ打っていただきたい」
県も緊張感をもって注視していきたいとし、基本的な対策の徹底を呼びかけています。
長野放送[/MARKOVE]