資料 中野市役所
長野県中野市にある特別養護老人ホームで、去年、利用者のナースコールを夜間だけ電池の入っていないものにしていたとして、職員4人が戒告処分となりました。設置・運営者の北信広域連合はネグレクト(介護放棄)に当たるとしています。
処分を受けたのは30~40代の女性職員4人です。広域連合によりますと、4人は去年7月下旬から8月上旬にかけて、利用者1人のナースコールを夜間、電池の入ってないものに置き換えていました。
その利用者は頻繁にナースコールを鳴らすことがあり、職員が聞いたところ、「あると押してしまう」などと話したことから、置き換えに及んだということです。
その後、利用者から「ナースコールが鳴らない」と中野市に連絡があり、市が調査していました。
広域連合は虐待行為のネグレクト(介護放棄)と当たるとして、4人を戒告処分、上司2人を訓告処分とし、利用者と家族に謝罪しました。
また改善計画書を作成、高齢者虐待防止に取り組むとしています。
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