長野放送
長野県諏訪市の酒蔵で、この秋収穫したコメで仕込んだ新酒が完成し、販売が始まりました。
酒蔵の軒下に付けかえられた大きな杉玉。20日、諏訪市の宮坂醸造で新酒が完成し、神事が行われました。
搾りたての純米吟醸「あらばしり」。膨らみがありながらキレのある味わいが人気です。
9月の仕込みの後、気温の高い日が続きましたが、例年通りの味に仕上がったということです。
宮坂醸造・宮坂直孝社長：
「こういう厳しい時代なので例年にも増して品質には気をつけた。皆さんで召し上がってもらって、年末が明るくなればいい」
コロナ禍のため今年も酒の振る舞いは中止されましたが、買い求める人たちが次々に訪れ、長い列ができました。
去年は年末を前に売り切れたということで、今年は出荷を1割増やしたということです
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