資料 松本市保健所
松本市は25日、市内に住む22人が新たに新型コロナウイルスに感染したことを発表しました。市内の児童福祉施設では「集団感染」が疑われる事例が起きたことがわかりました。
感染がわかったのは、10歳未満から80代までの男女22人です。
市内の児童福祉施設では25日、職員2人と利用者の小学生1人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。この施設では、23日に小学生1人、24日に小学生2人の感染が発表されていて、これまでに合計6人の感染が確認されています。
この施設は通常、放課後に児童を預かる施設で、感染が判明した児童は夏休み中に利用していたということです。
市は、「集団感染」の可能性もあるとして、利用者・職員あわせて約30人の検査をする予定です。
松本市保健所は「子どもへの感染は大人が家庭に持ち込んで広がることが多い。家にウイルスを持ちこまないよう、対策を徹底してほしい」と呼びかけました。
また、施設以外の新規感染者のうち、これまでの感染者の濃厚接触者または接触者は9人、県外に滞在があった人は1人、感染経路不明は9人です。
市によりますと、感染が判明した80代女性はワクチンを2回接種していたということです。ワクチン接種後も、マスク着用など基本的な対策を徹底してほしいとしています。
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