犀北館(長野市)
老舗ホテルの取り組みです。長野市の「犀北館」は新年に縁起物を枕の下に敷いて良い初夢を見てもらおうという新春宿泊プランを発表しました。
創業131年、長野市の老舗ホテル「犀北館」。新年に向けて新たな宿泊プランを発表しました。
それは、「初夢枕札」付きのプラン。
新年枕の下に敷いて寝るとよい初夢が見られ、一年間が良い年になるいわれている縁起ものです。
犀北館グループリーダー・池田くるみさん:
「緊急事態宣言やコロナ禍によって行きたい所に行けない、暗いニュースが続いてしまっている。そういったお客様に少しでも明るいニュースや2022年への希望を持っていただけるプラン」
「初夢枕札」には短歌が書かれています。上から読んでも下から読んでも同じ文章になる「回文」。
悪い夢を見ても逆夢と捉え「ひっくり返して吉」となるという意味が込められているそうです。
今回のプランは東京の老舗カレンダー会社とのコラボです。
トーダン・強口邦雄社長:
「これでよい夢を見ていただいて一年間幸せになれればと企画しました」
さて、実際に宿泊する際は札に自分の願いを書いて、枕の下に敷いて、寝る。この3つの工程だけです。
老舗の「犀北館」もコロナ禍で利用者が大きく減少。これまでテイクアウトなどに力を入れてきました。
コロナの感染状況が落ち着いてきた中、新たなプランで客足を回復させようとしています。
犀北館の池田さん、初夢枕札には何を書きますか?
犀北館グループリーダー・池田くるみさん:
「(これから)お客さまがたくさん来ていただけますように」
新春プランはすでに始まっていて、来年1月2日までです。
(※「新年開運プラン」 2022年1月2日まで開催 1泊朝食付き8500円~)
長野放送[/MARKOVE]