対策が必要な通学路(長野市 18日)
通学路の安全です。今年6月、千葉で下校中の小学生がトラックにはねられ死傷した事故を受け、県が通学路を点検した結果、2240カ所で対策が必要なことがわかりました。
長野市伊勢宮の交差点。裾花小学校の通学路になっていますが、歩道が狭く車止めのポールも1カ所しかありません。「車の事故が起きた場合、歩行者が巻き込まれるおそれがある」などと学校職員から懸念の声が上がっていました。
県内ではこうした対策が必要な通学路が2240カ所に上ることがわかりました。
今年6月、千葉県八街市で下校中の小学生の列に飲酒運転のトラックが突っ込み、5人が死傷した事故を受け、県が緊急点検を実施。
対策が必要な2240カ所のうち1835カ所では横断歩道の設置や歩道の整備などハード面での対策が必要で、県は用地買収などを伴わないものについては来年度末までの完了を目指します。
また、通学路の変更や県警の取り締まりなどソフト面での対策が必要とされた1336カ所については、すぐに対応します。
冒頭の長野市伊勢宮の交差点は…。
(記者リポート)
「こちらの交差点には、車の侵入を防ぐためのポールが設置されるということです」
ハード面の対策が必要とされ来年度中に車止めのポールを新たに2カ所設置するということです。
長野放送[/MARKOVE]