提供:通明小学校
長野市の小学校で児童が倒れた石碑の下敷きになってけがをしました。市内の各学校が点検したところ、「手で押すとぐらつく」など、夕方までに15件の報告がありました。
(記者リポート)
「こちらは児童が下敷きになった石碑です。出っぱっている部分に児童は挟まれたということです」
16日午前10時半過ぎ、長野市の通明小学校で中庭の石碑が倒れ、5年生の男子児童が下敷きになりました。
休み時間に石碑を抱えるように体重をかけたところ、一番下の土台を残して倒れたということです。
男性教諭2人が助け出し、児童は腹や足にけがをして入院しましたが、意識はしっかりしているということです。
石碑は1989年に設置され、写真では台座が土台の窪みにはめ込まれていたように見えます。
学校では月に一度、遊具などを点検していて、今月4日に確認した時は異常は無かったということです。
通明小学校・高野直樹校長:
「校長として大変申しわけない。(再発防止へ)チェック体制の見直し含め今後、検討しすぐに実施していきたい」
市教委は長野市立の小中学校と高校合わせて79校に石碑や石像の点検を通知しました。
夕方までに「台座にひびが入っている」「手で押すとぐらつく」など12校から15件の報告があり、専門家も交えて対応を検討します。
長野放送[/MARKOVE]