信州新町で打ち上げられた花火 3日夜 長野市
長野市信州新町で3日夜、地域を元気にしようとの思いが込められた花火が打ち上げられました。企画したのは、今年度「還暦」を迎える人たちです。
長野市信州新町で3日夜、打ち上げられた花火。感慨深げに眺める人たちがいました。
還暦花火実行委員会・伊藤修会長:
「これで活性化できればね。やっぱ新町は花火上げないとだめだなと」
打ち上げの3時間前、会場には10人ほどが集まり、安全祈願が行われました。
還暦花火実行委員会・伊藤修会長:
「みんな同級生。今年は還暦だから派手にやろうかと」
集まったのは、1976年度に信州新町中学を卒業し、今年度「還暦」を迎える人たちです。
毎年、信州新町のお盆の花火大会では、還暦を迎える世代が協賛金を集め、今後の健勝などを願って「還暦花火」も打ち上げてきました。
しかし、新型コロナの影響で花火大会は2年連続で中止となってしまいました。
ただ、メンバーたちは…。
還暦花火実行委員会事務局・中村幸宏さん:
「楽しみがなくなっている時だからこそ、花火は上げてみんなに楽しんでもらいたい」
同級生130人から協賛金を集め、300発の花火を用意しました。
3日午後6時半。実行委員会のメンバーや同級生たちは、打ち上げ場所の近くに陣取りました。
そして―。
2年ぶりに信州新町の空を彩った「還暦花火」。多くの住民が見物しました。
住民:
「きれいですごくピッカピカだった」
「コロナに負けないぞというのろしが上がった」
還暦花火実行委員会事務局・中村幸宏さん:
「やはり花火というのは、この土地に絶対必要。来年以降の還暦の皆さんにもぜひ続けて上げてもらえればいい」
(同級生みんな)
「還暦、万歳!!」
長野放送[/MARKOVE]