「長商デパート」(長野商業高校 長野市 10月22日)
長野商業高校で恒例の「長商デパート」が始まりました。去年は新型コロナの影響で一般公開を見合わせましたが、今年は感染対策を徹底して、2年ぶりににぎわいを見せました。
今年で97回目の「長商デパート」。高校生が仕入れや販売など商売の基本を学ぶため、模擬会社をつくって開いています。
新鮮な野菜や魚のコーナーは特ににぎわっていました。
訪れた人:
「活気があっていいですよね」
「歴史あるデパートですから、やってくれてうれしいです」
台風で被災した長野市長沼のリンゴを使ったオリジナルのスイーツは、販売開始30分で売り切れたものもありました。
市民も楽しみにしている「長商デパート」ですが、去年は新型コロナの影響で一般公開を中止しました。
長商デパート・丸山優貴社長:
「去年はなかなか、心が痛い部分もあったんですけれど…」
(リポート)
「今年の長商デパートは、予約制。このようなチケットを持って、お客さんは受け付けに進んでいます」
感染対策として事前にチケットを販売し、2時間ごとの入れ替え制を取っています。
長商デパート・丸山優貴社長:
「どういったものが必要なのかとか、どういったことをすればより万全な感染対策ができるのかということを、特に重点を置いて考えてきたので、お客さまにも安全にお買い物の空間を提供できればなと思ってます」
生徒たちは…。
3年生:
「去年一般公開できなかった分、すごくきょうワクワクしてます」
「たくさんの人と話して、楽しみながら売買ができるのはうれしいです」
活気が戻った「長商デパート」。
24日まで生徒たちが元気に客を迎えます。
長野放送[/MARKOVE]