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長野放送
台風19号による千曲川の堤防決壊からきょう10月13日で2年。被災地で大きな課題となっているのが、コミュニティーをどう維持していくかです。災害後、住み慣れた場所を離れざるを得なかった人も多くいます。人口が減少している長野市長沼地区の今を取材しました。
11日朝8時、長野市穂保の広場に住民が集まってきました。
「おはようございます」
いつもの光景です。
「おはようございまーす。よろしくお願いします」
平日の朝8時、住民が集まって体操をしています。今年3月頃から自然に始まり、いつの間にか習慣になりました。
住民:
「(被害のことを)いろいろ思い出すけどね、床に就くと思い出して。みんなで会うっていうのはとてもいいからね。毎日来ています」
「みんなでまとまりというかね。自然とそういう雰囲気になってきます」
「災害あってからなんとなく寂しさとかあるから、有志連合みたいに集まってきた。みんな言ってる。災害がきてからこういう絆ができたって」
災害によって強まる地域の絆…。近くの住民同士で声を掛け合う雰囲気が生まれており、各区で交流会やお茶飲み会が開かれています。
しかし、地区の人口減少は加速しています。被災前899世帯2318人だった長沼地区は、今月1日現在で816世帯2018人。
豊野地区も3763世帯9730人が、今月1日現在で3656世帯9263人に減りました。
今も仮設住宅など地区外で暮らす人は、長野市内で359世帯に上っています。
高齢化と人口減少がさらに進めば地域活動や行事の維持が困難になると懸念されており、被災地の大きな課題となっています。
長野放送[/MARKOVE]