長野県独自の感染警戒レベル
27日、長野県内で発表された新型コロナウイルスの感染者は9人。減少傾向を受けて、県は全県の警戒レベル4を解除し、圏域の状況に応じたレベルに引き下げました。
上田市など3つの市は、あさって29日までレベル「5」です。
県内で発表された新規感染者は、20代から80代の9人です。居住地別では、長野市4人、上田市2人、松本市・安曇野市・坂城町で1人ずつです。
感染者と接触があった人が6人、経路不明で調査中は3人でした。
感染者の累計は8698人、入院中は58人で重症1人、中等症13人です。
県によりますと、26日までの直近1週間の感染者は79人で、前の週から129人減少。
人口10万人当たりでは3.85人で、全県の警戒レベルを「4」とする基準の5人を下回ったため、圏域の状況に応じてレベルを引き下げました。
上田圏域は「4」を継続。長野圏域は「3」。諏訪、上伊那、松本圏域は「2」、そのほかは「1」に引き下げました。一方、上田市、諏訪市、茅野市は、あさって29日まで「5」を継続します。
長野県・阿部守一知事:
「社会経済活動の両立を図るフェーズだが、呼びかけの基本的なところは引き続きしっかり行っていくべき。急に気が緩むことがあってはいけないのでこの点はお願いします」
阿部知事は、感染対策と社会経済活動との両立を図る段階と述べ、ワクチン接種をさらに推し進め、10月末までに希望者の8割終了を目指すとしています。
長野放送[/MARKOVE]