長野放送
長野県大桑村で20日、木材を運搬中のヘリが墜落した事故で、操縦士は「飛行中にエンジンが停止した」などと話していることがわかりました。21日、国の運輸安全委員会が現地に入り詳しい原因を調べています。
山林の中腹に横たわったヘリコプター。前方部分が壊れています。
20日午後1時半ごろ、大桑村の山中で「木材を運搬していたヘリコプターが墜落した」とヘリを所有する会社から通報がありました。
この事故で52歳の男性操縦士が左腕に軽いけがをしました。
ヘリは都内の民間企業が運航していて、伐採した木を運ぼうとホバリングをしていた際に墜落したとみられます。
(記者リポート)
「調査官を乗せた車が現場へと向かっていきました」
国交省の運輸安全委員会は「航空事故」として現地に調査官を派遣しました。操縦士は「飛行中にエンジンが停止した」などと話していて、墜落のいきさつや詳しい原因を調べました。
また、警察なども21日、実況見分を行いました。
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