土石流災害の現場に手向けられた花(長野県岡谷市・15日朝)
長野県岡谷市で3人が亡くなった土石流災害から1ヵ月がたちました。現場では15日朝も花を手向ける住民の姿が見られました。
土石流が直撃した岡谷市川岸の住宅には、早朝から近所の住民が訪れ、3人の冥福を祈りました。
土石流は8月15日の午前5時すぎ、住宅の裏山で発生し、お盆に帰省し2階で寝ていた母親と小中学生の兄弟の3人が死亡しました。
災害から1ヵ月…。
住民:
「(この1ヵ月)お花がどんどん増えて。それだけ皆さんが大きな惨事だったことで悲しみにくれて献花に来たのかな」
「やっぱり切ない。(3人は)たまたまその日に来て、里帰りしてお墓参りに行って…」
「(今も)雨の降り方によっては眠れない。今度は週末に台風がくるというし、土砂降りにならなければいい」
土砂が崩れた斜面では、今も応急の復旧工事が進められています。
長野放送[/MARKOVE]