下諏訪町で東京五輪の事前合宿をしたアルゼンチン、イタリア選手から子どもたちに届いた感謝の品
下諏訪町で東京オリンピックの事前合宿を行ったアルゼンチンとイタリアのボート、カヌー選手から、応援してくれた地元の児童、生徒へのお礼の品が下諏訪ライオンズクラブ(LC)に届いた。選手の寄せ書きやサイン入り公式ウエアなどで、同LCでは22日に町内の学校6校に届けることにしている。
下諏訪LCは、事前合宿する両国選手を応援する企画として、練習会場となる下諏訪ローイングパーク周辺に応援の横断幕を掲示したほか、五輪での活躍を願い代理参拝による必勝祈願も行った。
このほか同町内の小中学校4校、下諏訪向陽高校、信濃医療福祉センターの協力で、児童、生徒の応援メッセージを書き込んだうちわを選手たちに贈呈。関係者を通じて両国選手の下に届けられ、受け取った選手たちはうちわの取り合いになるほど喜んでくれたという。
各国選手から子どもたち宛てに届いた感謝の品は、縦38センチ、横45センチの選手の寄せ書き、選手のサインが入った公式ウエアで、各校には寄せ書き各国1枚ずつと公式ウエア1枚が届けられる。
このほか五輪関係者からは東京オリンピック・パラリンピックの記念バッジ、下諏訪LCからは五輪で銅メダルを獲得したイタリア選手の諏訪湖での練習風景を撮影した写真が各校に贈られる。
五輪選手たちは、コロナ禍で受け入れてくれた町や歓迎してくれた町民にとても感謝していたという。
同LC青少年育成担当委員会の中村裕則委員長は「コロナ禍でなければ素晴らしい交流ができたのに残念」としながらも、「コロナ禍でできる最大限の交流ができたと思う。この交流が今後も続いていってほしい」と話している。
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